骨盤って何で大事なの？

女性なら
【骨盤】について一度は気になったことがあるのではないでしょうか？

私が痩せにくいのは骨盤ゆがんでるせいかな？
私のお尻が大きいのは骨盤が広がっているから？
骨盤が整ったらスタイルが良くなるはず！！

など…。
考えたことありませんか？

そもそも骨盤ってどこにあるの？
骨盤がゆがむってなに？どうなるの？
という基本的なことはわからないまま

どうやら骨盤がゆがんだり広がっていることが
（ぽっこりお腹、痩せないこと、肩こりなどの不調、などなど…）
全ての根元らしい！！！と思っている方が多いです。

この記事ではまず、骨盤ってなんぞや？というお話をしていきます。

また、骨盤シリーズと題して
女性と骨盤。妊娠と骨盤。産後と骨盤。について
これから少しずつ話していきたいと思います。

骨盤(こつばん)の構造について

骨盤は、子宮をはじめ膀胱や腸など大切な臓器を支えたり、妊娠すると赤ちゃんを守る役割があります。

上半身の重さを支え、足からの衝撃を受けとめ、頭を支えているもの骨盤です。

立っているときも、座っているときも、歩くときも、体のバランスを常に調整する、体の大切な【要】です。

骨盤の実際

・左右に大きく張り出しているのが「腸骨」
→お臍のから横に辿っていくとさわれます。
腰に手を当てた時に当たる大きな骨です。

・前側のアンダーヘアのあたりにあるのが「恥骨」
→左右にあって、恥骨結合でつながっています。

・座ったときに座面に触れるのが「坐骨」

・骨盤の中央に位置する、逆三角形の骨が「仙骨」

・仙骨の下にあり、尾てい骨と言われる骨が「尾骨」

・腸骨＋坐骨＋恥骨と合わせて「寛骨（かんこつ）」と言います。

・左右の腸骨と仙骨がくっついている部分が「仙腸関節（せんちょうかんせつ）」と言います。

覚える必要はないですが、名称を紹介しました＾＾

自分の身体のどこにあるのかな？と触ってみて下さい😊

なぜ骨盤は大事なの？

先ほども説明しましたが、
上半身の重さを支えているのは骨盤です。

また、足からの衝撃を受けて止めて、頭を守っているのも骨盤です。

例えば
人間のからだを家で例えると…

こんな感じでしょうか？

骨盤は土台
背骨は大黒柱
杭は足
といった感じです。

骨盤は大事な土台

家は建てものの重みを大黒柱と土台で受け止め、
地盤を安定させている杭の揺れも土台で受け止めています。

人は上半身の重みを背骨と骨盤で受け止め、
足からの衝撃も骨盤で受け止めています。

では、土台がグラグラだとお家はどうなりますか？

きっと…
お家は壊れてしまいますよね＞＜

人間も同じ！！

背骨や足を繋ぐ骨盤がグラグラして安定していないと
身体をうまく支えられず
あらゆるところに不調が起きたり
痛みを引き起こしてうまく歩けなくなることもあります。

このような理由で骨盤が大事だと言われています。

特に、産前産後はホルモンの関係で
骨盤周りの筋肉や靭帯が緩みやすくなっているので
痛みや不調がでやすいんです。

またその辺りのこともこれから書いていきます！！